年収別 ふるさと納税 上限額

年収1,800万円のふるさと納税 上限額はいくら?

自己負担2,000円で寄付できる上限は独身・共働きで約497,000円、配偶者を扶養している場合は約497,000円です。家族構成8パターンの上限(464,000〜497,000円)、上限を1万円超えたときの自己負担7,350円、住宅ローン控除やiDeCoで上限がどれだけ減るかまで、この1ページで分かります。

2026年(令和8年)分の所得税・令和8年度の社会保険料率にもとづく計算です。 計算根拠・出典/料率の更新日

年収1,800万円のふるさと納税 上限額(独身・共働き)
¥497,000

自己負担2,000円で寄付できる上限の目安/控除される額 495,000円/返礼品の目安 約149,100円相当

住民税 所得割1,395,000
所得税率33%
配偶者を扶養497,000円

※ 給与収入のみ・30歳・東京都(協会けんぽ)・賞与なし・他の控除なしの概算です。

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家族構成別の上限額(年収1,800万円)

年収1,800万円の家族構成8パターンの控除上限額・控除される額・住民税所得割(30歳・東京都・賞与なし)
家族構成上限額(目安)控除される額住民税所得割
独身・共働き497,000円495,000円1,395,000
夫婦(配偶者を扶養)497,000円495,000円1,395,000
共働き+子1人(高校生)485,000円483,000円1,362,000
共働き+子1人(大学生)476,000円474,000円1,335,000
夫婦+子1人(高校生)485,000円483,000円1,362,000
夫婦+子1人(大学生)476,000円474,000円1,335,000
共働き+子2人(大学生と高校生)464,000円462,000円1,302,000
夫婦+子2人(大学生と高校生)464,000円462,000円1,302,000

年収1,800万円の「夫婦」は配偶者の給与収入が123万円以下(配偶者控除の対象)、「共働き」は配偶者控除の対象外。「高校生」は16〜18歳、「大学生」は19〜22歳の扶養親族で、中学生以下の子どもは控除額に影響しないため計算に含めません。年収1,800万円では8構成すべてで控除が出ます。

上限を超えて寄付したときの自己負担

年収1,800万円(独身・共働き)で上限497,000円を超えて寄付した場合の控除額と自己負担
寄付額金額控除される額自己負担
上限どおり497,000円495,000円2,000円
上限+1万円507,000円499,650円7,350円
上限+3万円527,000円508,388円18,612円
上限+5万円547,000円517,127円29,873円

超過分には住民税の基本分10%と所得税分(33%×1.021)しか控除が付きません。控除の内訳(上限どおりの場合):所得税から166,780円・住民税基本分49,500円・住民税特例分278,720円。

上限が減る要因(年収1,800万円の場合)

年収1,800万円(独身・共働き)で他の控除や条件があるときの上限額の変化
条件上限額差
住民税から引かれる住宅ローン控除 3万円486,000円−11,000円
同 5万円479,000円−18,000円
同 97,500円(上限)462,000円−35,000円
iDeCo 年276,000円(会社員の上限)487,000円−10,000円
医療費控除 10万円493,000円−4,000円
賞与 年2回・計4か月分あり484,000円−13,000円
45歳(介護保険料あり)492,000円−5,000円

住宅ローン控除は所得税から引ききれず住民税から引かれている額(課税総所得の5%・97,500円が上限)。iDeCo・医療費控除は所得控除として年収1,800万円の課税所得を減らした場合で、上限497,000円からの減り幅は住民税所得割の減少額×0.2÷(0.9−所得税率×1.021)です。

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年収1,800万円のふるさと納税について

年収1,800万円の上限額は独身・共働きで497,000円です。所得税率33%の高税率帯で、上限の式の分母「90%−33%×1.021」は0.563まで小さくなり、住民税所得割1,395,000円に対して上限が大きく出ます。返礼品は約149,100円相当、実質の得は約147,100円です。

給与収入が2,000万円を超えると年末調整の対象外になり確定申告が必要なので、ワンストップ特例は使えません。年収1,800万円なら年末調整の対象なので、寄付先が5自治体以内ならワンストップ特例を使えます。確定申告では寄付額から2,000円を引いた額の33%×1.021(166,780円)が所得税から還付され、残りの328,220円が翌年の住民税から引かれます。

年収1,800万円のふるさと納税で知っておきたい数字

年収1,800万円のときにだけ当てはまる数字を、上の計算から書き出したものです。

  • 上限497,000円のうち控除されるのは495,000円(自己負担2,000円を除いた額)。返礼品の目安は寄付額の3割で約149,100円相当、自己負担との差額約147,100円が実質の得です。
  • 上限を決めているのは住民税所得割1,395,000円の20%=279,000円(特例分の枠)。所得税率33%なので、上限=279,000円÷(90%−33%×1.021)+2,000円=497,000円(千円未満切り捨て)です。
  • 497,000円を寄付して確定申告した場合の内訳は、所得税からの還付166,780円(申告した年の3〜5月に振込)、住民税の基本分49,500円、住民税の特例分278,720円。住民税分は翌年6月から1年間、毎月の天引きが約27,352円減る形で戻ります。
  • ワンストップ特例(寄付先5自治体以内・確定申告不要の給与所得者)を使うと、所得税分も住民税から引かれて翌年6月からの住民税が月約41,250円減ります。上限497,000円を5自治体で分けると1自治体あたり平均99,400円です。
  • 上限を1万円超えて507,000円寄付すると自己負担は7,350円(超えた1万円のうち54%が自己負担)、5万円超えて547,000円なら29,873円になります。超過分には基本分10%と所得税率分しか控除が付かないためです。
  • 住民税から引かれる住宅ローン控除があると所得割が減り、上限は控除額3万円で486,000円、5万円で479,000円、上限の97,500円(課税総所得の5%が上限)で462,000円になります。住民税から引かれる額が1万円増えるごとに上限が約3,552円ずつ下がる計算です。
  • iDeCoを会社員の上限(月23,000円・年276,000円)で拠出すると課税所得が減り、上限は487,000円(10,000円減)。一方でiDeCo自体の節税額は年約120,593円なので、上限の減少より節税の方が大きい関係です。医療費控除10万円なら上限は493,000円です。
  • 同じ年収1,800万円でも、賞与が年2回・計4か月分あると社会保険料の計算が変わり上限は484,000円、45歳(介護保険料あり)なら492,000円です。497,000円との差は最大13,000円なので、上限ぎりぎりまで寄付するなら自分の条件でシミュレーターを使ってください。
  • 年収が1,800万円から2,000万円に上がると上限は568,000円(71,000円増)。年の途中で収入が確定していないうちは、上限497,000円の8〜9割にあたる397,000〜447,000円で見積もると超過を避けられます。
  • 配偶者を扶養していると上限は497,000円(独身より0円少ない)、さらに高校生の子1人で485,000円、大学生の子1人で476,000円。配偶者控除・扶養控除で住民税所得割が1,395,000円から1,395,000円に減るぶん上限も下がります(16歳未満の子どもは控除対象外なので上限に影響しません)。

よくある質問

年収1,800万円のふるさと納税の上限額はいくらですか?

独身・共働き(給与収入のみ・30歳・東京都・賞与なし)で約497,000円、配偶者を扶養している場合で約497,000円です。住民税の所得割1,395,000円と所得税率33%から計算した目安で、住宅ローン控除やiDeCoがあるとこれより少なくなります。

上限の497,000円を超えて寄付するとどうなりますか?

超えた分には住民税の特例分が付かず、基本分10%と所得税率33%分しか控除されません。年収1,800万円で上限を1万円超えて507,000円寄付すると、自己負担は2,000円ではなく7,350円になります。返礼品が寄付額の3割相当(1万円につき3,000円)なら超過分は差し引きで損になるので、年収1,800万円の見込みなら422,000円程度に抑えるのが安全です。

年収1,800万円でワンストップ特例は使えますか?

寄付先が5自治体以内で、確定申告をしない給与所得者なら使えます。年収1,800万円の上限497,000円を5自治体に分けるなら1自治体あたり平均99,400円で、寄付のたびに申請書を寄付先へ送り(翌年1月10日必着)、控除495,000円の全額が翌年6月からの住民税から引かれます(月約41,250円)。医療費控除などで確定申告をする年は、ふるさと納税も申告書に書く必要があります。

住宅ローン控除を受けています。年収1,800万円の上限はどう変わりますか?

所得税で引ききれず住民税から引かれている住宅ローン控除の額だけ所得割1,395,000円が減り、上限も下がります。住民税からの控除が5万円なら上限は約479,000円(18,000円減)、上限の97,500円なら約462,000円です。ワンストップ特例を使うと、ふるさと納税の控除が所得税側に立たないので、所得税の住宅ローン控除の枠を圧迫しません。

年収1,800万円の寄付はいつまでにすればよいですか?

その年の1月1日から12月31日までに決済(受領)された寄付が、その年の所得に対する控除の対象です。年収1,800万円の上限497,000円を年末にまとめて寄付する場合、自治体の受付や決済の反映に時間がかかることがあるので、12月中旬までに済ませるのが確実です。ワンストップ特例の申請書は翌年1月10日必着です。

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